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ミニオン・ボヤージュ

カミオカラボとDS7クロスバック パート2

ボンジュール 笠井ゆかりです。

前回に引き続き、飛騨神岡にあるカミオカラボを

DS7クロスバックとともにご紹介。

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ここでは、スーパーカミオカンデという装置を使って

素粒子の性質を調べるとともに、宇宙の歴史を解明しようと

しています。素粒子とは、世の中で一番小さなモノ・それ以上

細かく分けられないモノです。その中でもスーパーカミオカンデでは

「ニュートリノ」という名前の素粒子を研究しています。


「ニュートラル」=電気を持たない中世

「イノ」=イタリア語で小さいという意味

⇒ニュートリノ

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カミオカラボではこうした研究の魅力を広く伝え、科学と社会

の新しい関係性をつくるため、無料で私たちが見学・体験できる

場所となっています。

さっそく、館内を見て見ましょう。

館内に入ってます出迎えてくれるのが巨大なスクリーン。

スクリーンではスーパーカミオカンデの内部をフルCGでリアルに再現。

巨大な水槽が実験に使うための純水で満たされる様子や、ニュートリノの

突入により光センサーが明るさに応じて反応する様子を大パノラマで

見ることができます。

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ニュートリノは原子よりはるかに小さく軽い素粒子の一つ。

こちらでは、自分がミクロの世界に入り、原子と原子をくっつけて

物質を作るゲームが体験できます。画面にうつる様々な原子を組み合わせて

水や塩などいろいろな物質を作っていきます。

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この展示では、黒い壁を突き抜けていく不思議なボール・コースターを

通して、どんな物質も簡単に通り抜けてしまうニュートリノの性質を

学ぶことができます。

ニュートリノは、私たちの体を1秒間に数百兆個通り抜けている幽霊の

ような素粒子なので、観測がとても難しく、スーパーカミオカンデでは

大量の水純水を溜めることで、ニュートリノを受け止めようとしています。

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どんなものも通り抜けるニュートリノですが、水中ではまれに

水分子にぶつかることがあります。このゲームでは水分子を

構成する原子の原子核(ゲーム盤の穴)をめがけてボール(ニュートリノ)

を打ち出し、うまく穴に入ると光が点灯します。

ボールを打ち合いながら、ニュートリノが水にぶつかって、放たれた光を

観測する仕組みです。

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ニュートリノは電子ニュートリノ・ミューニュートリノ・タウニュートリノ

と3種類あります。宇宙から地球にやってくる間に、その種類がほかの種類に

変身してしまうことがあります。

この現象を梶田隆章博士が発見し、ノーベル物理学賞を受賞しました。

このゲームでは宇宙から飛んでくるニュートリノのうちタウニュートリノ

だけを素早くタッチして得点を競うゲームです。

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まさにロマンがありますね。

この研究成果がすぐには私たちの日常生活に利用される

ことはありませんが、もしかしたら100年後、200年後

この研究から得たものが、スマホのように身近なものに

なるかもしれません。そうです、遠い未来を見ています。

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