MORNING SPLASH
野菜の話【 食用菊 】
隔週でお届けしている、野菜・果物コーナー!
今回は、野菜ソムリエプロの 横山美紀 さんに
「食用菊」についてお話を伺いました!
【 食用菊 】
菊を食べたことは無い!という方も多いかとおもいますが、
一番身近なのは、お刺身に添えられている黄色い小菊だと思います。
黄色いお花が添えられるのは、見た目にも華やかになり、
おもてなしの気持ちを表すという側面もありますが、
菊には殺菌や解毒の効果があるとされて、
生ものであるお刺身に添えられるようになりました。
冷蔵の設備が整う前からわさびやショウガにも殺菌作用が期待されており、
菊も同じ働きで取り入れられていました。
この小菊は食用に栽培されているので安心して召し上がっていただけます。愛知県が産地。
他にも、大ぶりな食用菊(直径10センチほど)も販売されています。
紫色と黄色の2色があり、紫は山形県が産地「もってのほか」(延命菊)、黄色は青森県が産地。
こちらは茹でてお澄ましに添えたり、酢の物にします。
免疫力UPやアンチエイジング効果が期待される成分を含んでいますが、
もともとは9月9日の重陽の節句(菊の節句)の際に菊をいただくことで、
長寿や不老不死を象徴する菊を料理に加える習慣があったそうです。
旧暦の9月9日は、現在では10月半ば頃なので、今の9月9日では菊が手に入りずらい。
食用菊は、苦味が少なく、花びらが大きくなるように品種改良されています。
観賞用の菊には、食用に適さない農薬が使われている可能性があるため、
食用の菊を選んでください。
色が鮮やかで、しおれていない物を選んでください。
【 美味しく保存する方法は?? 】
鮮度が落ちやすいので、ビニール袋に入れて冷蔵室で保存します。保存期間は1-2日です。
冷凍保存する場合は、花びらをガクから外し、
生のまま冷凍にするか、サッと湯通しして冷凍庫で保存します。
【 美味しい食べ方は?? 】
花をきれいに洗い、ガクは食べられないので、取り外しサッと(5-10秒)茹でます。
お水で冷やし、お浸しや酢の物、ドレッシングで和えていただきます。
菊のスッとする爽やかさと独特のシャキシャキとした歯ごたえが美味しいです。
日常的には馴染みがないかもしれませんが、お口に合うと病みつきになるかもしれません。