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GIFUコレ!情報局42

美濃市 今年の落ちは?流し仁輪加

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■美濃市 流し仁輪加(にわか)

5月3日(火)から5日(木)の午前11時からと午後2時からの各30分程度、

うだつの町並みの中に位置する、観光協会前のポケットパークで行われます。

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「仁輪加」とは、落ちのある即興の喜劇のことで、

江戸時代の中ごろ、京都、大阪、江戸で流行ったそうです。

美濃には、江戸時代末に伝わり、「美濃仁輪加」は、お囃子を演奏しながら、

町の辻辻で演奏していくので、「流し仁輪加」と呼ばれています。

実際に演じるのは各町内の若衆連になります。

毎年、より面白いものを演じようと町内対抗で盛り上がっており、

地元の人々は勿論、演じる側の楽しみにもなっています。

聞きどころは、「落ち」です。

この「落ち」で、仁輪加の評価も変わります。

多くは、「地口落ち」と言って同じ発音でも意味の違う言葉の掛け合わせが一般的です。

例えば「菓子屋のことなら、いい餡(案)が作れるなど、

あんこの餡と提案の案をかけたりします。


落ちのあと、「エッキョウ」と大声で叫んだら、終わりです。

その後は、仁輪加囃子の演奏がありますが、この仁輪加囃子も、美濃全体で30曲ほど

残されています。これは全国的にも珍しいそうです。

この「仁輪加囃子」も楽しんで下さいね。

明日5月3日(火)から5日(木)は、美濃市におでかけいただき

うだつの上がる町並みやこの「美濃仁輪加」で、お楽しみ下さい。

詳しくは、美濃市観光協会Hpを、ご覧ください。