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GIFUコレ!情報局42

川辺町 他にはないお祭り

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■川辺町 春の奇祭シリーズ■

・4月1日開催の「桶川まつり」

物乞いの前で、赤飯をひっくり返して豊作を祈願したお祭りです。

江戸時代から続く言い伝えによると、

この桶川の地域に飢饉が続いていた時に、

物乞いに赤飯を与えたところ、

豊作になったことから、物乞いは神様の使者であったと

言われていまして、このお祭りが終わると地元では、

稲作の準備に入ります。

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・4月8日・9日には、太部(たべ)()天神社の春の祭礼です。

山車曳や、獅子舞も見どころですが、

江戸時代から続く神事で、朝6時に天神社の使者である、

はい王が獅子を伴い、地元の造り酒屋へお神酒を買いに行く儀式

「酒買いの儀式」が行われます。 

店に入ると、沛王は十二文を出して、「酒をくれ」というと、

「一文足らんから酒は売れん」

「そんな筈はない もう一度勘定しろ」

「・・・よし それでは酒を売 ろう」と8分目ほど酒を入れて渡すと、

沛王は徳利の口に指を突っ込み、

「指が濡れないもっと入れろ」と言います。

そこで主人が酒を入れると「指がぬれたからこれでよい」と言って、

徳利を頭上にして大見得を切ります。

実際にはこのやりとりはしゃべることなく

すべてパントマイムで行われるのでとても

愉快なお祭りになっているんですよ。  

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・阿天志奈(あぶしな)神社の祭礼

4月15日16日に、阿天志奈神社で、

猿田彦の面に赤栗色の装束をつけた神男が、

無病息災を願って参拝者の背中を榊の枝で打ってまわる

「蠅追い神事」が行われます。 

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蠅追い男と獅子の掛け合いや、山車曳きなども見どころですよ。

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川辺町には、他にはない奇祭が

春を一段と楽しくしてくれます。

詳しくは、川辺町HPを、ご覧ください。