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GIFUコレ!情報局42

山県市 大桑城跡国史跡指定へ

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■大桑城跡国史跡指定へ 

大桑城跡は、戦国時代に美濃国守護土岐氏により築かれた山城跡と城下からなる遺跡です。山城跡は古城山山頂一帯に築かれており、北東から南西に延びる主尾根筋や、主尾根を挟んで北側の比較的傾斜が緩やかな谷筋を中心に曲輪や石垣などが確認できます。

南麓には四国堀と呼ばれる堀と土塁の痕跡があり、その内側に城下町が展開する構造です。諸説ありますが、長良川の大洪水をきっかけに、当時の守護土岐頼芸が拠点を移したと考えられる天文4年から同16年までの間、守護所もしくは土岐氏の重要な拠点として機能したと考えられます。

令和2年度から6年度にかけて実施した調査の結果、大桑城跡は、保存状態が良好で、16 世紀前半から中頃に機能した政治的空間と居住空間を備えた守護の拠点城郭であることが分かり、戦国時代における守護大名の本拠地の構造を知る上で重要な遺跡として評価されました。

これを受けて、昨年12月19日(金)に開催された国の文化審議会において、「大桑城跡」を国史跡に指定するよう、文部科学大臣に答申されました。

今後、官報告示を経て正式に国史跡指定となります。指定されると、山県市初の国指定史跡となります。

大桑城跡は美濃国の守護であった土岐氏が拠点とした城ですが、戦国時代に美濃国を治めたリーダーの居城が、山県市に存在したのです。

当時の曲輪や石垣などの痕跡がのこる大桑城跡は、戦国時代にタイムスリップできる空間であり、美濃国のリーダーであった「土岐氏」に思いをはせることができる場所であるということが魅力だと考えています。

今後は、大桑城跡を次の世代へしっかりと継承していけるよう、そしてより良い遺跡となるよう、保存と活用を実施していきます。 

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