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関市 関鍛冶伝承館企画展 「孫六兼元と三本杉~実戦刀のかたち~」
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■関鍛冶伝承館企画展「孫六兼元と三本杉~実戦刀のかたち~」
現在関鍛冶伝承館で開催
孫六兼元((まごろくかねもと)は、室町時代後期に美濃国武儀郡関(現在の関市)を中心に活動した刀工で、切れ味に優れた名刀を数多く制作し、「三本杉」という独特の刃文を創始したことで知られています。
また、彼が制作した刀剣には多くの逸話が残り、江戸時代には講談や説話の題材として取り上げられたことで民衆に最も親しまれた刀工の一人となりました。
関鍛冶伝承館では、これまで平成30年(2018)に特別企画展「美濃の名工兼元 名高き孫六三本杉」、令和6年(2024)に企画展「孫六兼元―刀工集団と名工誕生―」を開催し、その諸説ある系譜や来歴、「孫六」という通称の由来について紹介してきました。
今回開催する企画展「孫六兼元と三本杉~実戦刀のかたち~」では、孫六兼元の切れ味に優れたという作風に焦点をあて、そのルーツから作風の確立、そして切れ味に優れる刀剣を制作した孫六兼元の鍛冶技術について紹介しています。
期間は、令和8年1月12日(月祝)までで、開館時間は午前9時から、最終入館は午後4時までです。
ただし、火曜日と年末年始はお休みです。詳しくは公式HPをご確認ください。
また昨年度に引き続き、刀剣乱舞ONLINEとのコラボも実施しており、刀剣男士孫六兼元の等身大パネルの設置のほか、刀都関を巡るスタンプラリー、コラボレーション記念グッズの販売など、様々な企画を開催中です。
また、企画展をより楽しんでいただけるように、12月14日(日)には作品や鑑賞ポイントを担当学芸員が解説するギャラリートークを開催します。
さらに、刀匠による銘切実演と題し、関伝日本刀鍛練技術保存会に所属する刀匠の「銘切り」という技術で、オリジナルストラッププレートを制作します。
4文字までの好きな文字をその場で刀匠に刻んでもらえます。
日時は、令和8年1月10日(土)・11日(日)の午前10時から12時までと午後1時から3時までです。
1回1,000円で、別途、関鍛冶伝承館入館の入館料が必要です。
入館料は、一般 500円、小中高校生 300円 です。
(https://sekikaji-toukenranbu2025.com )
