BLOG

MORNING SPLASH

【防災レポート ~いつかのために備えよう~】 岐阜県広域防災センターの設備・展示について

災害から大切な命を守る為、日頃からの備えがとても重要です。


今週1週間、先月、各務原市にある、

岐阜県広域防災センターで開催された「防災教育フェア」と、

同時開催されていた「岐阜県消防操法大会」の模様をお伝えしながら、

防災について学んでいます。


リポーターは、眞嶋愛梨さんが担当します。


2日目の今日は、岐阜県広域防災センターの設備・展示について、

岐阜県防災課 鈴木さんにお話しをお聞きしました!


災害体験VRゴーグル

VRゴーグルでは、ゴーグルを装着することで、地震・津波・洪水を疑似体験できます。

ゴーグルを覗き込むことで、単に画面で見るより没入感があります。

地震の場合は家が揺れるだけでなく、家具が倒れ破損する様子などが、

洪水の場合は家の中に水が入ってきて逃げ場が無くなっていく様子を体験していただけます。

ナレーションもなく、映像と音で表現していますので、外国人の方に体験いただくのにも適しています。

Image title


VRゴーグルで災害体験

地震・津波・洪水の映像が次々と流れてきますが、

とても映像がリアルでした。

実際、こうなったときにどう動けばいいのか、

焦ってしまって全く考えられなかったので、

こうやって体験することによって、いざというときに、

どこに逃げるか、など考えるきっかけにもなりそうです。



岐阜県広域防災センターのそのほかの展示・窓口について

過去に岐阜県で起こった風水害、雪害、火山災害について説明したパネルを展示しています。

古いものでは昭和34年、東海地方を中心に、甚大な被害をもたらした伊勢湾台風の写真など

古いものから近年の災害まで学ぶことができます。

3階には避難所生活を疑似体験できるよう、パーティションや段ボールベットなどを設置しています。

また、水消火器を使った消火訓練や、煙が充満した建物からの避難を体験できる濃煙迷路といった

設備もあります。

今年4月からは、皆さんが防災に関して疑問に思っていることなどを事前に寄せてもらい、

それに対して防災士が答えする【防災・減災相談窓口】を不定期で開催しています。

この相談窓口や、不定期に行っている、小中学生向けのワークショップについては、事前申し込みが必要です。

詳しくは、インターネットで【岐阜県広域防災センター】で検索してください。

防災について考えるきっかけづくりに、ぜひご利用ください。

Image title


各務原市にある、「岐阜県広域防災センター」は、入館、各種体験ともに無料で、

毎週火曜日から土曜日と毎月第3日曜日、午前9時から午後4時30分まで開館しています。

10名以上の団体での利用においては、必ず事前に予約が必要で、個人の場合も予約をおすすめしています。

詳しくは、【 岐阜県広域防災センター 】で検索してください。