てくてく恵那
てくてく岐阜歩き 恵那編~恵那市笠置町 蘇原神社 秋の例大祭について~
てくてく岐阜歩き 恵那編!
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秋の風に響く祈りと舞。
今日は明後日、11月19日(日)
笠置町毛呂窪に鎮座する蘇原神社にて開催される秋の例大祭について、
安江さんにお話を伺いました。
山あいの里、笠置町毛呂窪に鎮座する蘇原神社。
この静かな山里の神社で11月19日、
地域の人々の祈りと伝統を継ぐ「秋の例大祭」が執り行われます。
普段は静かな境内も、この日に限っては祭礼の気配に満たされます。
地元の氏子や参拝者が集い、神事、奉納舞、子ども神輿などが順次進行。
祭りを通して、地域のつながりと伝統が今に受け継がれます。
蘇原神社の前身は、牛頭天王や白髭大明神を祀る村社であったという伝承があり、
慶長17年(1612年)に現在地に遷座されたとの記録もあります。
明治2年に「蘇原神社」に改称され、
周辺の神社を合祀して氏子範囲を拡大したと伝えられます。
秋の例大祭では恵那市無形民俗文化財に指定された
「剣の舞(つるぎのまい)」 が奉納されます。
社殿前の広場で行われ、舞い手は獅子頭をかぶって舞を始めます。
その後、笛と太鼓の囃子(はやし)に合わせて、
クライマックスには 真剣を二振り持って舞う勇壮な所作が披露されます。
この舞は、地元以外ではあまり見られず、地域の特色を映す貴重な文化表現です。
蘇原神社の例大祭は、単なる年中行事ではなく、
地域の「祈り」「伝統」「結びつき」を象徴する場です。
舞の余韻や神事の静けさ、祭りを支える人々の熱量に触れ、
「この土地ならでは」の時間を感じてみてください。
舞いと太鼓の余音が夜空に消える頃、祭りの余韻が里山に染み入ります。
11月19日、この秋の例大祭をぜひ、体験してみてください。
蘇原神社 例大祭(秋の例大祭・例大祭)
日時11月19日(火・または祝日・曜日は毎年変動)
会場蘇原神社(岐阜県恵那市笠置町毛呂窪)
主催地域(氏子)・蘇原神社および笠置町関係団体
参加費/拝観料 無料(一般参拝自由)
問い合わせ笠置コミュニティセンター等(地域公共施設)
詳しくは、ウェブサイトをチェック!