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MORNING SPLASH

野菜の話【ブルーベリー】

隔週でお届けしている、野菜・果物コーナー!

今回は、野菜ソムリエプロの横山さんに「パクチー 」についてお話を伺いました!


■ブルーベリーとは



南アメリカに自生していたブルーベリーの先祖にあたる植物が北アメリカに渡って

進化して、ブルーベリーとなったと考えられているため、

北アメリカ原産とされていますが、実はヨーロッパや東アジアでも野生種が見られます。

ブルーベリーはアメリカのイメージが強いのは、

北アメリカ大陸のネイティブアメリカンが

食用としていたブルーベリーを基に品種改良された物が、

ヨーロッパや日本へ伝わったようです。

アメリカの品種も多いですが、日本やオーストラリア・ニュージーランドで作られた品種もあり

日本で導入されている品種は100種類あります。


ブルーベリーというと、アントシアニンが目に良いと思われています。 

実は、質の高い臨床試験で目に効果があったとする研究は殆どないです。

アントシアニン自体が体には吸収しにくいと言われていますし、

吸収できたアントシアニンが目に届けられるとは考えにくいとされています。

コレステロールや血圧に効果があったとするデータもありますが、

研究自体が小規模なのでさらに多くの研究が必要です。


■選び方


・粒がふっくらしている物を選びます。

粒の大きさは品種によって違いますが、

大粒の方が味がしっかりしている傾向にあります。

表面が白っぽく粉を吹いているようなものが新鮮です。

全体が黒っぽく色づいている物は完熟な証拠です。


■保存方法


・あまり日持ちしないので、早めに召し上がっていただきたいです。

しわが寄っている物やブヨブヨしている物、潰れている物を取り除いて、

蓋つきの容器に入れて、冷蔵庫の野菜室に保存します。

傷んだものを取り除いたら、水を張ったボウルで洗い、

キッチンペーパーで水分をふき取り、ジッパー付きの袋に入れると、冷凍にすることができます。

上手に保存すれば、半年ほど持つようです。


■おすすめのレシピ

・マフィンやベーグルに使うこともできますが、ヨーグルトに入れたり、

アイスクリームに添えたりして、そのまま召し上がる方が多いと思いますが、

あまり日持ちしないので、洗って冷凍にするのがおススメです。


■野菜ソムリエプロについて

野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、

 日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。

 資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の

 3段階あり、全国で7万人近くの方が資格を取得されています。

 野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、

 野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、

 野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、

 野菜ソムリエと言っても活動は様々です。