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GIFUコレ!情報局42

垂井町 「垂井曳(ひさ)やままつり」

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◼️「垂井曳(ひさ)やままつり」   

660年以上も続く、垂井の伝統行事「垂井曳ひさやままつり」

5月2日(木)から4日(土)にかけて、

八重垣神社及び中山道垂井宿一帯で行われ、町内に祭り囃子と

勇ましい青年の「ヨイサー」の掛け声が響き渡ります。

祭りの始まりは、

1353年、後光巌天皇ごこうごんてんのうが垂井へ難を逃れた時、

そのつれづれを慰めようと村人達が花車3輌を作って、

引き回したことに由来。

現在では、絢爛豪華な曳ひさやまの舞台となっており、

中町の紫雲閣、東町の鳳凰山、西町の攀鱗閣の3輌は、

いずれも精巧な造りに漆塗り、蒔絵、名工による彫刻金具などを施した

華麗な物で大変見応えがあります。

曳やまの舞台では、1700年後半に始まったとされる子供歌舞伎が

小学生の芸児によって演じられます。

芸児たちは、2週間という短い期間で約1時間の芸を演じるための

猛稽古に打ち込み、まつり当日には、3日間で10数回も舞台に立ちます。

一番やまは、中町の紫雲閣(しうんかく)で「神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)

頓兵衛住家の場(どんべえすみかのば)」

二番やまは、東町の鳳凰山(ほうおうざん)、「梅の由兵衛(うめのよしべえ)

聚楽町の段(じゅらくまちのだん)」

三番やまは、西町の攀鱗閣(はんりんかく)で、「伊勢音頭恋寝刀(いえおんどこいのねたば)

湯屋あぶらや」です。


変わって、GW期間中の5月4日、5日は南宮山例大祭の開催があります。

ほかには5月6日までの間、相川鯉のぼり一斉遊泳も行われており、

伝統と文化の町、垂井町が大変賑やかになります。

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