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MORNING SPLASH

【太平洋工業】洞口さん【ゲスト】


みなさん、震災の備え、どれくらいできていますか?



今日は震災の際にも非常に役立つ、

能登半島地震にも復興支援として寄贈された防災マット

「MATOMAT」を商品開発された、太平洋工業 さんの洞口さんに

「MATOMAT」についてお話を伺いました。


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「MATOMAT」とは??



 MATOMATは「まとまるマット」という意味が由来で

普段は学校の椅子用のクッションとして使えて

学校が避難所となるような非常時には寄せ集めてマットとして

活用できる防災マットです。


災害時だけでなく、普段から活用できる新しい防災用品です。




この製品が生まれたきっかけは?



このマットのかいはつのきっかけになったのは、社会課題の解決です。



災害時の備えは万全でありたいと思いつつも、

段ボールベッドなど寝具類は大きな収納スペースが必要なので、

食料などに比べると優先順位が低く、備蓄が不十分になりやすい。



その中で、避難所となる学校のことを想像したとき、

学校の椅子が硬く、冷たいなと感じいていたことを思い出し、

今も同じ木の椅子で授業を受けているというのも知って、

この状況を良くすることができないかなと考えましたのがきっかけです。


また、学校の椅子という既存のスペースにクッションを置くことによって、

収納スペース不足の解消と硬い椅子によるストレスの軽減といった、

これらの2つの課題解決に繋がるのでは、と考え発案に至りました。




SDGsにもなっている?



MATOMATはSDGsにもなっていて

MATOMATの内部には、

自動車部品の製造過程で生まれるウレタン端材や廃材が再利用されています。


廃棄物を最大限に利用することで、

環境への負担を軽減。


志津 環境にも配慮されていて、災害用品としても、

日常のアイテムとしても機能するというのは画期的です!



MATOMATは普段づかいもできて、簡単に使える?



MATOMAT 、普段は学校で使うという話をしましたが、

それだけでなく、家庭のリビング、自動車の座席など、

様々な場面でクッションとして使うことができます。



災害が起こった際には、避難所でのマットとして使えるので、

常に持ち歩いたり、特別に保管したりする必要がなく、

避難所になった体育館ですぐに使えます。


このMATOMATは避難所でマットとして使うのも簡単で、

マジックテープで取り外しが可能。


小学校低学年の児童だけでなくお年寄りの方々でも

簡単に組み立てることができます。



洞口さん、今日はお話しありがとうございました。