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飛騨市「飛騨古川祭り」
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▪️飛騨古川祭り
国の重要無形民俗文化財、そして「山・鉾・屋台行事」の1つとしてユネスコ無形文化遺産にも
登録されている毎年4月19日と20日におこなわれる気多若宮神社の例祭、飛騨古川祭り
古式ゆかしい神事「御神輿行列」が中心となって、”動”の「起し太鼓」と”静”の「屋台行列」が二大祭事として加わった三つの行事が見どころです。
「起し太鼓」は4月19日の夜、さらし姿の男たちが大太鼓を載せた櫓を担ぎ、各町内の「付け太鼓」と呼ばれる小太鼓と激しくぶつかり合いながら古川の町を駆け巡ります。この起し太鼓は、祭りの始まりを知らせる目覚まし太鼓が起源と言われており、時代の変化とともに今のカタチへと変化していきました。付け太鼓を大太鼓の櫓に最も近づけて進むことが名誉とされているため、激しい先頭争いが深夜12時ごろまで繰り広げられます。また付け太鼓をくくりつけた約3.5mの棒を垂直に立て、その上で繰り広げる曲芸「とんぼ」も見所のひとつです。