MORNING SPLASH
野菜の話【カリフラワー】
本日は、野菜ソムリエプロの横山さんに「カリフラワー」についてお話を伺いました!
■野菜ソムリエプロについて
野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、
日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。
資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の
3段階あり、全国で7万人近くの方が資格を取得されています。
野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、
野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、
野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、
野菜ソムリエと言っても活動は様々です。
■「カリフラワー」について
カリフラワーとブロッコリーはどちらも蕾を食べる野菜で、アブラナ科でキャベツの仲間です。
主に寒い時期に美味しい野菜です。 秋の終わりごろから3月頃までが旬と言われ、
この時期のカリフラワーは栄養価が高い傾向にあります。
栄養としては、ビタミンCや食物繊維が豊富で、特に茹でてもビタミンCの損失が少ない特徴があります。
白いカリフラワーが多いですが、オレンジやきみどり、むらさき色があります。
オレンジにはβカロテン、紫にはアントシアニンが含まれます。
オレンジのカリフラワーは白に比べてアクが少なく甘みがあるという特徴があります。
カリフラワーは低カロリーのため最近では、カリフラワーを細かく刻んで炒めたり、
電子レンジで加熱した「カリフラワーライス」がダイエットになると話題です。
■選び方
つぼみが引き締まっていて、こんもりしている事、蕾が白くて斑点などがない事、
切り口や葉が新鮮な物を選びましょう。
■保存方法
ラップで包むか、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。
すぐに使い切らない場合は、固めに茹でて冷蔵、もしくは冷凍保存がお勧めです。
■おすすめレシピ
カリフラワーは茹でるイメージがありますが、生食もできます。
そのままサラダにしたり、ピクルスにもできます。
もちろん茹でてピクルスにするのも美味しいですし、カレー味も合います。
茹でる時には、小麦粉をお湯に加えると変色予防になりますし、
お酢を入れると色鮮やかになります。
豚肉やベーコン、アンチョビやニンニクと炒めるとボリュームのある一品になりますし、
意外に金平も美味しいです。