本日は、野菜ソムリエプロの横山さんに「　春キャベツ　」についてお話を伺いました！

■野菜ソムリエプロについて

野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、

日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。

資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の

3段階あり、全国で７万人近くの方が資格を取得されています。

野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、

野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、

野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、

野菜ソムリエと言っても活動は様々です。

■「春キャベツ」について

春キャベツとは、秋に種をまいて春に収穫するキャベツのことです。

キャベツは、品種の違い・収穫時期によって

冬キャベツ(寒玉)・春キャベツ・夏秋キャベツ(高原キャベツ)に分け、一年中供給されます。

春キャベツは、葉が柔らかく、まきが緩い、柔らかい黄緑色をしているのが特徴です。

冬のキャベツ(寒玉)は葉がしっかりしているので加熱調理にむきますが、

春キャベツはサラダなど生で食べるのに向いています。

キャベツはビタミンCや骨をつよくするビタミンK、

胃腸を守るキャベジン(アミノ酸)が含まれていますが、

特に春キャベツは、ビタミンCやカロテンが豊富で、春は気温差が激しいため、

風邪などの予防や美容にも効果があるとされる成分が多くなっています。

因みに、キャベツの花言葉は「利益」です。

■選び方について

・芯の切り口が500円玉くらい（小さすぎると未熟、大きいと育ちすぎ）

・葉の巻がゆるい

　基本的なキャベツの選び方は重さがあるものですが、

　春キャベツの場合は、巻がゆるい方がみずみずしい甘みがある

・葉が鮮やかな黄緑色　　

・全体にツヤとハリがある

・丸ごと購入する場合、裏返して、芯を中心に葉の芯が綺麗な５(3)角形に伸びているもの

■保存方法について

新聞紙で包んで、ビニール袋に入れて、冷蔵庫保存

春キャベツの保存適温は0-5度のため、余裕があれば冷蔵室に入れると持ちが良い　

■おすすめレシピ

和えるだけや浅漬けなど美味しく簡単にできるレシピも多いですが、

加熱をしても比較的時間がかからないため、軽く炒めたり、サッと蒸して甘みを楽しんだり、

芯をつけたまま串切りにして、フライパンで焼くのもお勧めです。

味付けは、バルサミコとお醤油に粉チーズが美味しいですよ。