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本巣市 薄墨桜

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本巣市 薄墨桜

本巣市の淡墨桜は、エドヒガンという桜の品種のひとつで、

非常に長寿の桜として知られています。

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全国的に見て、エドヒガンに分類される桜は数多くありますが、

その中でも淡墨桜は日本を代表するエドヒガン桜の名木で、非常に有名な桜です。

蕾の時は、薄いピンク、満開になるとつややかな白色、

散際になると特異な淡い墨色を帯びることから、淡墨桜と呼ばれています。

エドヒガンという品種の桜は、開花状況によって花びらの色が変化するものが多く、

地域によって変化の仕方が多種多様な珍しい桜みたいです。

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現在根尾の淡墨公園というところに5本の淡墨桜があります。

特に公園中心にある2本は大きさが特に大きく、満開時は迫力満点です。

そのうちの1本が国の天然記念物に指定されており、

樹齢はなんと1500年を超える、大変貴重な名木なんですよ。

 今年は例年に比べて暖かいこともあり、

開花が少し早まるのではないかと予測しております、

それに伴って見ごろも早くなると思われます。

例年は4月の10日前後が見ごろですが、

今年は10日より前に満開を迎えるかもしれません。

天気が良ければ、1週間ほど見ごろが続きますよ。

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昼間の桜もとても美しくて魅力的ですが、

淡墨桜がライトアップされるのはご存知ですか?

なんと本巣市の淡墨桜は、日没後にライトアップが行われるんです。

樹勢に影響を与えないLED照明を使って、

桜が浮かび上がるように緻密に角度を調整して光を当てていますので、

淡墨桜が浮かび上がったように見ることができ、

昼間の雰囲気とは打って変わって、非常に幻想的な淡墨桜を見ることができますよ。

淡墨公園では、開花期間中は売店や屋台が出ています。

おすすめはアマゴの塩焼きです。

根尾で採れたアマゴに串を打って炭火焼きしています。

香りがよくてとってもおいしいですよ。桜を観賞したついでにぜひご賞味ください。

・淡墨公園までのアクセス方法

公園周辺には駐車場がありますが、ピーク時は大変混雑しますので、

樽見鉄道のご利用をおすすめします。

JR大垣駅から樽見鉄道に乗り換えて約1時間。

終点の樽見駅で下車して徒歩約10分~15分です。

なお、4月1日から15日まで、桜ダイヤとして本数を増やして運行しています。

お車でお越しの場合は東海環状自動車道大垣西IC、

もしくは名神高速道路岐阜羽島ICからそれぞれ国道157号線経由で約70分です。

詳しくは、本巣市HPを、ご覧ください。