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GIFUコレ!情報局42

山県市 山県市の無形重要民俗文化財調査報告会と舞台公演会

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山県市 山県市の無形重要民俗文化財調査報告会と舞台公演会

2月21日 日曜日午前10時から午後4時30分まで、文化の里 

花咲ホールで開催します。内容は、午前の部として、

岐阜県博物館学芸部長の岡田吉孝さんによる無形民俗文化財調査報告会と

午後の部として重要無形文化財保存会6団体による上演、作品紹介が行われます。

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・ 岡田吉孝さんの報告会のテーマ

「山県市無形民俗文化財調査中間報告、

調査から見えてきた民俗芸能・行事の特徴」と題し、

民俗調査の報告を行なっていただきます。

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この調査報告は、現在山県市において地域の特色ある民俗芸能や

行事の調査研究などを行っており、この成果を市内外に情報発信する事により、

無形民俗文化財への関心と理解を深め、

文化財保護の機運を高めていくことを目的に報告会を開催します。

・市重要無形民俗文化財に指定されている6団体

「柿野獅子神楽」、「乾音頭」、「葛原太鼓踊り」、

「北山雨乞い太鼓・雨乞い踊り」、「伊自良十六拍子」の各保存会による

舞台公演と立華保存会による立華の展示とその技法を紹介します。

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・団体の特徴

「柿野獅子神楽」ですが、毎年4月第2日曜日に行われる柿野祭りで、

御旅所(おたびじょ)の前で「悪魔払い」として奉納されています。

次に「乾音頭」ですが、大正末から昭和初期にかけて、

民謡が復興し各地で踊られるようになってきたことに刺激され、

紋付の着物にたすきを付け、扇子を持って踊ります。

「葛原太鼓踊り」は、送り拍子、十六拍子、踊り拍子などがあり、

雨乞い、精霊送りなどに古くから用いられてきました。

次に「北山雨乞い太鼓・雨乞い踊り」ですが、こちらも雨乞い、

精霊送りなどで古くから打たれ続けてきたものです。打ち方とリズムは豪快です。

「伊自良十六拍子」は、古来より干ばつが多かった伊自良地域において、

雨乞い踊りとして発祥した太鼓です。

最後に「立華」ですが、立華は仏前に供える仏華として、

天文元年が始まりと伝えられています。当日は、作品展示と紹介を行います。

入場無料です。ただし、入場整理券が必要となります。

整理券配布場所は、花咲き ホール、山県市役所生涯学習課、

高富中央公民館、美山中央公民館です。遠方で事前に整理券の入手が困難な場合は、

山県市教育委員会生涯学習課 電話0581-22-6845までご連絡をお願いします。

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また、その他にも協力団体による出展があります。

午前9時30分からしゃくなげの里による「イチゴや黒ニンニクなどの地域の野菜や特産品の販売」、

山県のよさを見つけましょう会による「見つけた山県のよさ。歴史や自然の展示」、

山県市観光協会による観光PR。山県市観光親善大使「ナッチョルくん」と握手しよう」の催しを。

また午前11時から「田舎みそ仕込み あったか豚汁300食の限定無料配布」が行われます。

・文化の里 花咲ホールまでのアクセス方法

岐阜市方面からは、国道256号線を北上し、山県市役所東の交差点を左に

折れ、県道79号線を西に進み、小倉四日市の交差点を右に折れ、

県道91号線を北上し伊自良支所前の信号を西に進んでください。

途中で看板が出てきますので、そちらを目印にしてお越しください。

なお、詳細については山県市ホームページをご覧ください。