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GIFUコレ!情報局42

富加町 重要有形民俗文化財指定の酒造場♪

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富加町 松井屋酒造場

松井屋酒造場は、町内加治田地区に位置し、建物の主屋は江戸時代の1795年に建てられ、

落ち着いた佇まいを残す帳場(ちょうば)や、まっすぐな木をそのまま使用した長さ約12メートルの

迫力ある大梁(おおばり)など、木造建築の魅力に触れられる、情緒ある酒造場。


約300年前と100年前に建てられた酒蔵が2棟と、230年前に建てられた主屋、

酒造用具約3000点、酒造文書約460点が平成7年に岐阜県重要有形民俗文化財に指定。

これらの全てが「松井屋酒造場資料館」で見学可能。


現在もこれらの歴史ある酒蔵の中で、江戸時代からある酒造用具を使い、

家族で日本酒を仕込まれています。

今年も、昔から親しまれている代表銘柄「(むつみ)(どり)」や、まろやかな甘みと

芳醇な米の旨味が際立つ純米酒「半布里(はぶり)戸籍(こせき)」、

香り豊かな辛口本醸造酒「加治田(かじた)(じょう)」などの新酒が出来上がりました。

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松井屋酒造では江戸時代から続く製法で、すべての工程を手作業で行っています。

大量生産できない分、職人の長年の経験を活かし一つ一つ心を込めて製造していることから、

現在では数少ない昔ながらのお酒を楽しむことができます。

醸造アルコールの添加量が少ないため女性の方やお酒の弱い方にも飲みやすいお酒。


2月4日の立春から3月の上旬までの期間「おひなさま展」として雛人形を飾っています。

例年ですと、大正初期の白木造りの御殿(ごてん)飾り(かざり)や、昭和30年代の豪華な七段飾りといった珍しい

雛人形が150体ほど飾られ多くの人が訪れます。今年は新型コロナウイルスの感染拡大により

3分の1程度に縮小して展示。


お店は10時から18時まで、資料館は10時から16時まで。月曜日は定休日。

資料館は入館料として大人300円、子供150円。

マスク着用等新型コロナウイルス感染症対策をお願いします。

詳しくは、松井屋酒造場HPを、ご覧ください。