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てくてく中津川

てくてく岐阜歩き 中津川~東山魁夷 心の旅路館 2021年度第三期展「声響_流動する自然」ついて~


てくてく岐阜歩き 中津川!


今日は昭和を代表する日本画家の一人、

東山魁夷画伯の風景画家としての出発点となった中津川市賤母(しずも)にある、

東山魁夷 心の旅路館で10月から行われる予定の2021年度第三期展「声響_流動する自然」ついて

中津川市文化振興家の入曽(いりそ)さんにお話を伺いました。


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学生時代に御嶽山に登山した際、山口村(現在の中津川市山口)の賤母(しずも)で夕立に遇い、

村はずれの農家に泊めてもらった際に温かいおもてなしを受けたことから、

木曽の人たちの素朴な生活と山岳をめぐる雄大な自然に心を打たれ、

風景画家としての一歩を踏み出した東山魁夷画伯。



その縁もあり、道の駅 賤母(しずも)内に「心の旅路館」が設立されました。


「緑響く」や「残照」、「白馬の森」など数々の名作を世に残しています。


東山魁夷 心の旅路館の展示室は、

旧・山口村との関わりを軸に東山魁夷画伯を紹介するコーナーと、

作品(おもにリトグラフ)を展示するコーナーがあります。



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緊急事態宣言の影響で、9月いっぱいは休館となっておりますが、

10月1日からは延期となっていた2021年度第三期展「声響_流動する自然」が開催される予定です。


「雲立つ嶺」「木枯らし舞う」「潮聲」など流転の中に生のあかしを見出した東山魁夷の、

自然の脈動が発する声を感じさせる作品を紹介します。


風景は心の鏡であるという東山魁夷の芸術をぜひ、ご堪能ください。



東山魁夷 心の旅路館

〒508-0501 岐阜県中津川市山口1-15

電話番号0573-75-5222

ファックス0573-75-5225


※8月23日〜9月30日までは臨時休館中です。

また、新型コロナウイルスの影響で延期となる場合があります。

ご了承ください。



中津川に関することは、「   恵那山ねっと   」をご覧ください。