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MORNING SPLASH

【GLOCAL TOPICS】 防災・減災

今日の【GLOCAL TOPICS】は、

今月は、防災月間ということで「FMGIFUぎふ防災ハンドブック」の監修を務めていただいている

岐阜大学の高木先生にお話しをお伺いしました。


今年は、日本に近い海の海水温が上がっていることから

温められた水蒸気が発生しやすいため台風が発生しやすいとみられています。


日頃から台風に備えて用意しておくといいもの、

日頃から心がけておくといいことなどをチェックしておきましょう。



♦「土砂災害警戒区域情報」♦


先週は警戒レベルなどについてお話を聞きましたが、

7月の豪雨の時には「土砂災害警戒区域情報」というのもよく聞きました。

自分の住んでいる地域に発表されたら、どうすればいいのでしょうか?


「土砂災害警戒情報」は県と気象庁が共同で発表する防災情報です。

市町村が避難勧告を発令する目安となる情報です。

避難が必要とされる警戒レベル4に相当しますので,

市町村から避難勧告が発令されていなくても,危険度分布を見て,自主避難の判断をしましょう。



♦家の中での避難の注意点♦


早めの避難が大事だと思うのですが、もし避難が危険と思われる場合、

家の中でできるだけ高いところに避難してください、とよく言われますよね。


では、家の中での避難の際はどんなことに注意すればよいのでしょうか?


河川堤防が決壊して氾濫するという状況にならなければ,

屋外より屋内の方が安全な場合が多いので,自宅の2階など高い所に垂直避難することが良いそうです。


一方,土砂災害の危険性の高い場所にいる場合は,

できる限り立ち退き避難,つまりその場所から離れることをお勧めしますが,

どうしてもやむを得ない場合は,できるだけ高い階の山側と逆の部屋に垂直避難する方が危険度が低くなります。


また,洪水や土砂災害は危機的な状況は短時間ですので,

最小限の水・食料,そして簡易トイレを持って,垂直避難すると良いと思います。



高木先生には、一か月間お話をお伺いしました。

ありがとうございました。


今日紹介した以外にも、減災・防災情報満載の「FM GIFU ぎふ防災ハンドブック」は、

岐阜県全域公立小学校新一年生の保護者の方へ入学時に配布されています。


ぜひご家族でお読みください。


また、岐阜県および42市町村すべての庁舎、消防本部など防災慣例の関係各所、

その他防災関連のイベントなどでも配布されています。

ほしいという方は、お住まいの各市町村にお問合せください。