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GIFUコレ!情報局42

神戸町 白山神社へ♪

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神戸町 白山神社■

関ケ原合戦があった1600年、東軍の総大将の徳川家康が岐阜城から赤坂へ

向かう道中に起こった出来事として、郷土に言い伝えられている2つの話があります。

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ひとつめは、関ケ原合戦の前日、岐阜を出発した家康の軍が神戸町の白山神社で休憩した

際に、松の大樹に旗を懸けました。以後、その松をこの地域では『旗懸けの松』と呼ぶよう

になりました。また、そのときに神戸町にある禅宗瑞雲寺の住職が大きな柿の実を献上した

ところ、家康は石田三成らが籠もる大垣城を指して、大きな柿と大垣城をかけ「大柿(大垣)

はわが手に入れり」と喜んだといいます。


もう一つは、東軍の家康の軍が本巣郡北方町から神戸町へ入ろうとした際に、西軍の島津軍の

200名の襲撃を受け、命からがらこの白山神社に落ち延びたというお話なんです。

このお話は、のちに天下人となる家康には不都合であったので、

威厳を保つために箝口令が布かれ、歴史上から削除されたのではないかとも言われています。


・「旗掛けの松」

当時の松は残っていませんが、その「旗掛けの松」(はたかけのまつ)の子孫である

4代目の松があるんです。松の前には看板を設置してあり、

ご紹介した2つの民話の内容を説明した看板も設置してありますので、ぜひ一度お越しください。


・白山神社までのアクセス方法

養老鉄道広神戸駅下車、徒歩10分。

車でお越しの場合は、東海環状自動車道の大野・神戸インターより5分です、

神戸町立神戸小学校の南側にあります。

お出かけの際は、新型コロナウィルス感染症対策をして、お出かけください。

詳しくは、神戸町HPを、ご覧ください。