ミニオン・ボヤージュ
神岡城とDS7クロスバック
ボンジュール 笠井ゆかりです。
DS7クロスバックに乗って、飛騨市神岡町にある神岡城を
ピックアップ。町並みを見渡せる高台にある高原郷土館は
神岡城・旧松葉家住宅・鉱山資料館の3施設からなります。
※最初の1枚は、特別な許可を得て撮影しております。
かつて、戦国武将の金森氏の出城として使われた神岡城。
現在の天主閣は昭和45年に神岡町のシンボルとして建てられましたが
当時の遺構を残す濠や石塁などは、戦乱の往事を思いおこさせてくれます。
お城の内部は、鎧、刀剣、馬具などが一般公開されて、旧松葉家住宅には
雪積の多い地域での昔の暮らしかたを紹介しています。
少し神岡城の歴史を触れておきましょう。
神岡城は、1564年に武田信玄の重臣、山県昌景により築城したと
言われています。この地域は長野県や富山県に近いため、その方面に
侵略拠点としては大切な場所ですよね。
その後、豊臣政権下のなかで飛騨市は秀吉配下の金森長近氏が領有する
ことになりました。
1615年に江戸幕府の一国一城令によって廃城となり金森氏が1692年
に転封になった後は、城が破却されて遺構としては石垣と堀のみが残るかたち
となりました。その場所に地元企業の協力もあり復元して現在に至ります。
この飛騨の地は、金森氏が転封後、天領としてあつかわれています。
石高としては多くはない地域ですが、森林が多く木材が豊富なことと
金山があったことで、見かけよりも重要な場所だったように思えます。
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