本日は、野菜ソムリエプロの横山さんに「ゴーヤ」についてお話を伺いました！

■野菜ソムリエプロについて

野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、

日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。

資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の

3段階あり、全国で７万人近くの方が資格を取得されています。

野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、

野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、

野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、

野菜ソムリエと言っても活動は様々です。

■ゴーヤについて

もともと沖縄で多く食べられていた野菜で、水分が多い野菜です。

可食部100ｇあたりの水分量を比較すると、主要野菜の中でも第7位。

因みに8位がトマト。９位ピーマン、１０位なす。

ビタミンCが豊富という事もよく知られていますね。

ただ、苦味が強いので苦手という方もいらっしゃるかもしれません。

苦み成分は「モモルデシン」で特に種とワタに多いので、しっかり取り除き

・薄くスライスして塩もみ

・加熱する

・油で炒めて、卵、鰹節、お豆腐などのたんぱく質を合わせる

苦みを和らげる事ができます。

白いゴーヤは苦味がマイルドなのでお勧めです。

■選び方について

表面のイボにつやがあり、イボが小ぶりなもの。

色が濃い緑で、ずっしり重い事です。

■保存方法について

1-2日であれば常温保存もできますが、

基本的には冷蔵庫の野菜室がお勧めです。

種とワタは傷みやすいので、ゴーヤを縦半分に切って、

種をワタを取り除いてラップで包んで野菜室へ。

さらに食べやすい大きさに切って、下茹でして冷凍保存もできます。

この場合は凍ったまま炒め物などに使います。

■おすすめレシピ

・白ゴーヤをスライスして、ツナとマヨネーズで和え、少量のお醤油で香りづけ。　

・ゴーヤのてんぷら。

・ゴーヤの甘辛炒め

・種とワタを取ったゴーヤを軽く茹でてから薄切り。

　フライパンで炒めて甘辛く(おしょうゆ・はちみつなど)炒めて、

　最後にごま油、鰹節を加える。

冷やしても美味しいです。