本日は、野菜ソムリエプロの横山さんに「ニラ」についてお話を伺いました！

■野菜ソムリエプロについて

野菜と果物のスペシャリストと呼ばれていて、

日本野菜ソムリエ協会が認定している民間の資格です。

資格は、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ の

3段階あり、全国で７万人近くの方が資格を取得されています。

野菜との携わり方は様々で、野菜の種を作ったり、品種改良をする方、

野菜を育てる方、流通や小売りに携わる方、そして横山さんのように、

野菜の食べ方や体の中でどうなるかを伝えるというように、

野菜ソムリエと言っても活動は様々です。

■ニラについて

中国が原産なので、中華料理(餃子)や韓国料理(チヂミ)のイメージが強いです。

一年中出回りますが、特に３月から６月ごろのニラは柔らかくて美味しいとされています。

体を温める働きがあると言われ、冷え性や疲れやすい人にお勧めの、栄養価の高い野菜の一つ。

■選び方について

鮮度が落ちやすいので、新鮮なものを選びます。

葉の色が新緑のような爽やかな緑色、つやがあり、葉の先がピンとしている物が良いです。

鮮度が落ちてくると葉が黄色っぽくなり、しなびてきます。

■保存方法について

ニラは乾燥しやすいので、新聞紙にくるんでから、ビニールの袋に入れて、

野菜室で保存しましょう。

あまり日持ちしないので早めに使い切りたい野菜です。

■おすすめのレシピについて

βカロテンは油と一緒に加熱すると吸収が良くなるので、油で炒めるイメージが強いですが

サッとゆでてお浸しにしても美味しいです。

しらすと相性がよいので、お浸しに添えたり、卵焼きに入れてもおいしいです。

ニラの根元には硫化アリルという成分が沢山含まれていますが、

この成分は空気に触れることでアリシンという形に変化して、胃液の分泌や発汗を促す働きをします。

葉先はビタミンCが多く、なるべく空気に触れたくないので大きめに切るのがお勧めです。