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てくてく中津川

てくてく岐阜歩き 中津川~蛭川のヒトツバタゴについて~




てくてく岐阜歩き 中津川!


今が花の見頃を迎えている中津川市蛭川の「ヒトツバタゴ」について、

蛭川観光協会 会長の可知さんにお話を伺いました。


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初夏に雪を被ったように真っ白な花を咲かせる不思議な植物「ヒトツバタゴ」は、

モクセイ科の落葉樹で、

その姿が珍しいことから「なんじゃもんじゃ」とも呼ばれています。


ヒトツバタゴは限られた地域のみ自生する植物で、

現在の日本では岐阜県東濃地域と愛知県犬山市、

長崎県対馬市の一部でしか自生していません。


東濃地域の中でも、

特にここ蛭川の地にはたくさんの天然の自生木が残っています。


現在の東京神宮外苑のあたり、江戸時代、青山

六道辻(ろくどうつじ)

にあったというヒトツバタゴは、場所がよいため、

非常に高名になり「六道木」と呼ばれていたようです。


しかし、ほんとうの名前がわからないため、

明治の終わり頃から「なんじゃもんじゃ」と呼ばれるようになったと。


それが由来と言われています。


蛭川には国の天然記念物に指定されている長瀞(ながとろ)のヒトツバタゴは

非常に見応えがあります。

樹齢は100年以上と推定されます。


高さ約14メートル、枝張り約12メートルという巨木で、

「白い花の咲く里ひるかわ」を象徴する存在になっています。


他にも今洞のヒトツバタゴ群、殿塚のヒトツバタゴ、

樺瀬のヒトツバタゴ、勤彊の碑の裏のヒトツバタゴ、

田原尻のヒトツバタゴ、博石館横のヒトツバタゴ、

一之瀬のヒトツバタゴ、小学校石垣下のヒトツバタゴなど、

各所、見頃を迎えている木もありますので、

ぜひ、この時期だけの白い花を愛でに蛭川にいらしてください。



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詳しくはこちらをチェック!



中津川に関することは、「   恵那山ねっと   」をご覧ください。