GIFUコレ！情報局４２

■瑞穂市　美江寺宿■

中山道(なかせんどう)の宿場は、江戸の日本橋から京都の三条(さんじょう)大橋(おおはし)まで全部で六十九次(ろくじゅうきゅうつぎ)あり、

岐阜県内の馬籠宿から今須宿までの十七の宿場のうちに、瑞穂市の美江寺(みえじ)宿(しゅく)があります。

・美江寺宿

奈良時代、養老ようろう年中ねんちゅうに建立こんりゅうされた美江寺みえでらがありました。しかし、戦国時代、斎藤道三によって

岐阜へ移されましたが、地名だけは残りました。１８８０年の宿駅制しゅくえきせい廃止はいしから約１４０年経った

現在では、宿場の建物はほとんど残っていませんが、L字に折れた街道かいどうの面影が残っており、

「美江寺みえじ宿しゅく跡あと」碑ひ、「美江寺みえじ一里塚いちりづか跡あと」碑ひ、「本陣ほんじん跡あと」碑ひなどがあります。

瑞穂市の呂(ろ)久(く)には小簾(おず)紅(こう)園(えん)という公園があります。公武(こうぶ)合体(がったい)のため、皇女(こうじょ)和宮(かずのみや)が

徳川14代将軍家(いえ)茂(もち)に嫁ぐため、中山道を御降嫁(ごこうか)された際、呂久川（現在の揖斐川）を渡られました。

それを記念し、歴史ゆかりの呂久の地に、記念碑建立の機運が高まり、

昭和4年に「小簾紅園」ができました。

現在も、和宮の遺徳をしのび春と秋の年2回、例祭が行われています。

・小簾紅園休憩所に観光デジタルサイネージ

中山道ウォーキングなどで小簾紅園を訪れる方をターゲットとして、中山道を始めとする

瑞穂市の観光情報をタッチ式の画面で提供するものです。商工農政観光課に事前予約が必要。

マスク等の新型コロナウイルス感染対策に、ご協力をお願いいたします。

詳しくは、瑞穂市観光協会HPを、ご覧ください。

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