第94回放送「学校では学べない授業～高校生×若手リーダー」

この番組は岐阜県内の高校生が、地元岐阜県内の企業や団体など、

最前線で活躍する「若手リーダー」と熱く、本音で語り合います。

ナビゲーター：岐阜協立大学　学長　竹内治彦

今回のシリーズは、

岐阜北高校の生徒さん×長谷虎紡績（株）代表取締役社長　長谷 享治さんが登場！

（7月11日・18日・25日・8月1日）

収録の際は、三密にならないようソーシャルディスタンスをとり、

飛沫防止対策のアクリル板を設置して行いました。

高校生から社長に質問をぶつけました。

■研究開発を行う上で何を大事に考えていますか？

　→『三方良し』で行っている・

　　・使って下さる方の幸せ、笑顔

　　・地域社会、環境に良いこと。

　　・自分たちも成長し、笑顔になる。

■環境配慮型に転換したきっかけは？

　→世界で年間、９千万トンの繊維が捨てられている。

　　これは、Tシャツ４千５百億枚分。

　　もっと詳しくいうと、日本全国民が毎日Tシャツを１０枚買って１０枚捨てる。

　　これを３６５日毎日繰り返すと、この量になります。

　　自分たちの子供、孫の時代にはもっと大変な世の中になってしまう。

　　少しでも環境に配慮した素材に置き換えていこうと思った。

■新たな価値を生み続けていますが、どのようにしてアイデアを生み出していますか？

　→新しい価値を生み出す時に一番重要になるのが『人とのご縁』。

　　人の幸せになるようなモノづくりを、と思っていると、不思議とそういう会社とご縁をいただく。

　　どんな思いをもってどういう素材を作っていくかというのが大切だと思う。

■どんな時にやりがいや喜びを感じますか？
　→使って下さる方の笑顔。それが幸せにつながる。

　　もちろん、従業員の幸せも。

　　そういうことが実現すると嬉しい。

　　でもまだまだのところもあるから、問題を一生懸命解決していくところにやりがいを感じている。

来週もお楽しみに。