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てくてく恵那

てくてく岐阜歩き 恵那編~佐藤一斎とNPO法人いわむら一斎塾~


てくてく岐阜歩き 恵那編!


恵那のいいとこ、いいもの、いいひと!いいえな発見!

この時間は、魅力たっぷりな恵那市を紹介していきます!


今日は岩村町出身の儒学者、佐藤一斎について、

NPO法人いわむら一斎塾 鈴木さんにお話を伺いました。



佐藤一斎は江戸中期から後期の儒学者で、当時の岩村藩、現在の岩村町の出身です。


若くから多くの門下生の教育にも励み、佐久間象山〈さくま・ぞうざん〉、

山田方谷〈やまだ・ほうこく〉、渡辺崋山〈わたなべ・かざん〉などが門下生にいますが、

彼らを通して、一斎の教えが、

幕末から明治維新に新しい日本をつくっていった指導者たちに大きな影響を与えたといわれています。


一斎が後半生の40余年にわたって書いた『言志四録〈げんししろく〉』は

指導者のためのバイブルと呼ばれ、現代まで長く読み継がれています。


「言志録」「言志後録」「言志晩録」「言志耋録(てつろく)」の全四巻を総称したものであり、

内容は学問、思想、人生観など多義にわたり、修養処世の心得が1133条にわたって書かれた随想録です。


西郷隆盛は感銘を受けた101条を抜き出し、

『手抄言志録〈しゅしょうげんしろく〉』として座右に置いていたといわれます。



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NPO法人いわむら一斎塾では21世紀を生き抜く教養豊かな人材と指導者を養成するために、

郷土が生んだ幕末の偉大な碩学佐藤一斎翁の教えを基本理念として、

広く高い見地から多様な学習と修養の場づくりに関する事業を行い、

子供から大人まで幅広い層に至るまでの「人づくり」、

「心そだて」及びそれを活かしたまちづくりの推進に寄与することを目的としています。


講演会なども行っていますが、

活動について詳しくは一斎塾ホームページをご覧ください。



岩村町に来られ本町通りの各家の玄関に掛けてある佐藤一斎の彫板のうち

「この言葉が気に入ったよ」と、

当会へご連絡くださった先着10名様へ書籍「佐藤一斎の名言禄集一冊500円)」をプレゼントいたします。


ホームページのお問い合わせから題名に

「ラジオを聞いた」とつけてご連絡ください。




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