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MORNING SPLASH

【GLOCAL TOPICS】減災・防災:家の耐震化/アプリを利用した防災

今月11日で、東日本大震災からちょうど10年。
今月の毎週火曜日は改めて「減災・防災」に考えています。
今日も、「FM GIFU ぎふ防災ハンドブック」の監修を務めていただいている
岐阜大学の高木朗義先生にお話をお聞きしました。
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減災・防災のためにやっておくべきこととして、家の中の安全対策だと
家具の固定が思い付きがちですが、
先生によればそれよりも家の耐震化が重要だということ。
特に1981年(昭和56年)に建築基準法という法律が改正され、
耐震基準が見直されたのですが、それ以前に建てられた建物は耐震基準が低く、
安全でない場合が多いそうです。
多くの自治体では、1981年以前に建てられた建物の耐震性をチェックするため、
専門家が行う耐震診断が無料で受けられます。
さらに、耐震性が低いことが分かった場合に行う家の耐震化についても、
国や自治体などから補助金が出ます。
家の建築年を調べて、該当する方は是非耐震診断を受けてほしいということです。
また、家具は固定するだけでなく、例えば寝室には家具を置かないなどといった、
自分が寝ているところへ家具が倒れて来ないように家具の配置や置き方を工夫する
という方法があります
目的は命を守ることですから、家具固定という手段に捉われないでほしいですね。
最近の家はクローゼットが多いので、地震対策としても安全になっています。

防災・減災の活動は、これまで行政からのアプローチ、あるいは地域コミュニティ
で進められてきました。一方、企業ではBCP(事業継続計画)が策定されていますが、
職員の安全確保については,企業での防災訓練や安否確認に留まっており、
家庭における災害への備えまでつながっていません。職員が自宅で被災すれば、
企業は重要な経営資源を失いますので、事業継続に大きな影響を及ぼします。
ですので、企業が職員およびその家族の災害への備えを促進することは、企業と
してもメリットがあります。
高木先生はこのような視点から、アプリ減災教室を使って
企業による職員の災害への備えを促進する実践的な研究を実施されたそうです。

日頃から日常的な視点で、あるいは大きな視点で、防災について考えていきましょう。

高木先生には来週もご登場いただきます。
先生、来週もよろしくお願いします。

今日紹介した以外にも、減災・防災情報満載の「FM GIFU ぎふ防災ハンドブック」は、
岐阜県全域公立小学校新一年生の保護者の方へ入学時に配布されます。
来年度も新一年生に配布されますので、ぜひご家族でお読みください。
また、岐阜県および42市町村すべての庁舎、消防本部など防災慣例の関係各所、
その他防災関連のイベントなどでも配布されています。
ほしいという方は、お住まいの各市町村にお問合せください。