第118回エフエム岐阜番組審議会
第118回エフエム岐阜番組審議会(委員長・矢橋修太郎)が2025年11月13日(木)に大垣市情報工房4階の入居者用会議室で開催されました。
今回の番組審議は、
| 番組名 | NISSAN あ、安部礼司 ~BEYOND THE AVERAGE~ |
|---|---|
| 放送日時 | 10月19日(日)17時00分~17時55分 |
| 出演者 | 安部礼司、他 |
| 趣旨 | この物語は、ごくごく普通のサラリーマン・安部礼司がトレンドの荒波に揉まれる姿と、それでも前向きに生きる姿を描いた勇気と成長のコメディである。TOKYO FMが制作しているラジオドマ。JFN38局ネットで、毎週日曜日17時~17時55分に放送しています。 |
| 矢橋 修太郎 | 委員長 | 出席 |
| 作田 かおり | 副委員長 | 書類出席 |
| 豊田 富士人 | 委員 | 出席 |
| 篠田 善彦 | 委員 | 出席 |
| 田島 聖子 | 委員 | 出席 |
委員会では、次のような要望と意見が出されました。
- 番組は20年続く安定感があり、1人で作っているとは思えないほどチームワークの良さを感じた。1時間という長さをまったく感じさせず、登場人物や構成がシンプルで分かりやすく引き込まれた。特に音楽の選曲が内容と絶妙に合っており、物語を立体的にする大きな役割を果たしていたと感じた。
- AIに不慣れな昭和世代でも理解しやすい構成で、興味を持てる番組になっていると感じた。ドラマと音楽、さらにはCMまでも自然に一体化して流れる構成が非常に練られていると高く感じた。AIと人間の未来を考えるきっかけにもなり、1時間が長く感じない完成度の高い番組だった。
- 音楽とCMが物語に溶け込んでおり、違和感なくスムーズでテンポの良い聞きやすい番組だと感じた。AIという時事テーマを扱いながら、初心者から詳しい層まで幅広く対応した構成力が優れていると評価。各チャプターが小気味よく完結しつつ全体としてもまとまりがあり、シナリオの完成度が非常に高い。
- 導入のLINEの話題からAI講座、選曲、そしてCMへの流れまで一貫して自然で、構成の巧みさを強く感じた。20年続く番組だけあり、語り・キャラクター・選曲など、飽きさせない工夫が随所に見られた。番組の世界観が確立されており、リアルイベントなどの広がりも含め、満足度の高い内容だと感じた。
- AIについて多くの学びが得られ、音楽やCMまで含めた構成の巧みさに大きな完成度を感じた。一方で出演者の声が似ていて聞き分けづらい点や、終盤の告知が唐突に感じられた点を課題として指摘。それでも深いテーマ性と丁寧に作り込まれた番組内容により、非常に質の高い番組だと感じた。