第116回エフエム岐阜番組審議会
第116回エフエム岐阜番組審議会(委員長・矢橋 修太郎)が2025年9月9日(火)に大垣市情報工房4階の入居者用会議室で開催されました。
今回の番組審議は、
| 番組名 | SOUL&ROOTS |
|---|---|
| 放送日時 |
8月 3日(日)23時30分~23時55分 (初回放送) 8月10日(日)23時30分~23時55分 |
| 出演者 | 渡辺志保(音楽ライター) |
| 趣旨 |
スティービー・ワンダー、マービン・ゲイ、アレサ・フランクリン…。ソウル、R&Bの名盤を毎回1枚ピックアップ。音楽ライターの渡辺志保が解説していく25分間 ※2025年8月からのネット新番組 |
| 矢橋 修太郎 | 委員長 | 出席 |
| 作田 かおり | 副委員長 | 出席 |
| 北村 貴司 | 代理 | 代理出席 |
| 篠田 善彦 | 委員 | 出席 |
| 田島 聖子 | 委員 | 出席 |
委員会では、次のような要望と意見が出されました。
- 初回放送とは思えない完成度の高さ。知識がなくてもわかりやすく、楽曲の選び方もセンスがあった。曲をBGMのように流す中で語るスタイルが共感した。昔の作品を「昔は良かった」とせず、自分の感性で紹介していて良かった。クラシックでもこうした手法を取り入れてほしい。
- パーソナリティの説明力が非常に上手。1人の歌手を3曲で丁寧に掘り下げる構成が良かった。BGMで流れる音楽と解説がよく調和していた。ただし番組中の宣伝(福山雅治氏関連やスクールオブロック)は雰囲気を壊す。ソウル音楽の歴史的背景を番組冒頭で簡単に説明してくれると親切。深夜番組としてふさわしい落ち着きがあった。
- 大人向けで落ち着いたトーン、深夜に適している。パーソナリティの声質・選曲が良い。1人のアーティストを深掘りする形式が興味を引いた。音楽ライターとしての知識や経験が活きた説得力のある解説だった。アーティストや楽曲へのリスペクトが伝わり、聞き手を引き込む構成だった。
- 「上質な深夜の音楽番組」という印象。構成が社会的背景、アーティスト背景、時代評価、パーソナリティの評価と良く、曲に対する理解が深まる流れで良かった。リスナーの世界を広げてくれる番組だった。
- 他にない掘り下げのある番組で驚いた。実際はマニアックな要素も多いが、そこが面白い。ソウル好きやパーソナリティと感性が合う人が楽しめる内容だった。知識量が豊富で番組が続けば長寿企画になる可能性がある。早口な点は気になったが、全体的に良かった。