第28回エフエム岐阜番組審議会
第28回エフエム岐阜番組審議会(議長・矢橋委員長)が、11月22日(火)ソフトピアセンタービル会議室で開かれた。
会社から「テレビ、ラジオ業界の動きが活発でメディアのあり様が変わりつつある。キー局がローカル局とネットを組んで全国の地上波で流すという仕組みから、インターネットで何時でも誰でも過去の番組も見たり聴いたりできるようになる。放送局が今後どのような形に変化していくのかをしっかりと捉えていかなければならない。ローカル局でしか見れない聴けないといった丁寧な番組作りが大切になってくる。エフエム岐阜でしか聴けない番組をどう掘り下げていくのかということがテーマとなっていく。」と今後の取り組みについて説明があった。
今回の番組審議は、
番組名 | JAPAN HERITAGE ~ラジオ日本遺産~ |
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放送日時 | 10月1日、8日、15日、22日(土) 23時55分~59分 |
番組パーソナリティ | 浜崎美保 |
趣旨 | 文化庁が2015年度に創設した「日本遺産」。歴史的魅力や特色をそれぞれ1つの“ストーリー”でパッケージ化。その中から魅力的な場所をご紹介していき、“郷土の文化財に誇りを持つ”きっかけを発信していく番組です。 |
矢橋 修太郎 | 委員長 | 出席 |
土屋 照雄 | 副委員長 | 出席 |
広瀬 幹雄 | 委員 | 出席 |
地守 素子 | 委員 | 欠席 |
車戸 美智子 | 委員 | 出席 |
杉山 道雄 | 委員 | 出席 |
陸田 いずみ | 委員 | 出席 |
委員会では、各委員から、次のような要望と意見が出されました。
- 日本遺産の見どころをストーリー性を持って、庶民目線みたいな切り口で伝える番組は面白い。歴史上には表れない日常生活を遺産から想像する文化的価値に厚みや奥行きを感じられた。
- 文化庁が認定した日本遺産をストーリー化して歴史が詳しく無い人にも分かりやすくユニークなエピソードとして紹介していて興味を持って聴けた。
- 短い時間の中でテンポ良くそれぞれの魅力を上手く取り上げられ楽しい番組だ。単体として文化財を紹介するのでなく、大仏と川湊の機能や信長との関わり合いなど面で捉えた紹介をしていけば、広がりのある番組になる。
- 岐阜をよく知らない人が1週間空けて4~5週シリーズで聴いても岐阜の日本遺産を理解してもらえるか疑問である。それを補うためにホームページに地図や写真を掲載したり、関連サイトにリンクを貼れば広く発信できる。
- オランダの若者が来ていて、高山に比べて日本語表記が無く困っていた。英語や主な外国語の表記の案内を増やす必要があるのではないか。また、この番組においても、英語や主な外国語バージョンをアップすれば日本の良さが外国の人にも広く発信できるのではないか。