第22回エフエム岐阜番組審議会
第22回エフエム岐阜番組審議会(議長・矢橋委員長)が、4月13日(水)ソフトピアセンタービル会議室で開かれた。
「エフエム岐阜になり4期目を迎える。株主様はじめクライアント各社様、また審議委員の貴重なご意見を頂戴してリスナーの広がりも有り、前期より増収となる見込みではあるが、岐阜エフエム時代から厳しい経営環境の中で運営してきたので、必要な設備が更新できずにいた。この機に信頼性確保のために必要な機器を購入したので、決算は増収減益となる見込みだ。」との報告があった。
今回の番組審議は、
番組名 | 「Date fm(エフエム仙台) TOKYO FM 共同制作 ライターのつぶやき~河北新報の5年~」 |
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放送日時 | 3月6日(日) 午後7時00分~7時55分 |
ナレーター | 石垣のりこ |
出演 | 山崎一、大後寿々花、辻しのぶ |
趣旨 | 東日本大震災大震災から5年目を迎える成人の日。 宮城県女川で新聞販売店を営む男のもとに、謎の少女が現れます。少女は、男が無くしたライターを手渡し、男にある「お願い」をするのでした。はたして少女の正体とは・・・。「成人の日」に起きた、たった1日の奇跡の物語を、心に沁みるラジオドラマで描きます。 |
矢橋 修太郎 | 委員長 | 出席 |
土屋 照雄 | 副委員長 | 出席 |
広瀬 幹雄 | 委員 | 代理欠席 |
地守 素子 | 委員 | 出席 |
車戸 美智子 | 委員 | 欠席 |
杉山 道雄 | 委員 | 出席 |
陸田 いずみ | 委員 | 出席 |
委員会では、各委員から、次のような要望と意見が出されました。
- シナリオが素晴らしいと感じた。ジッポライターから始まったアイデアがすごいし、謎の少女との出会いで身元を聞こうとするが、上手くはぐらかすシーンなど実体感や臨場感が映像として伝わってくる。
- イメージを湧きたてるのがラジオであり、ラジオドラマの素晴らしさを改めて感じた。映像だと与えられたイメージ以上は感じられない。ラジオだとそれぞれの人が感じる心の中に、深く広がっていく。ラジオドラマの訴求力はすごいと思った。
- 最初は55分の放送時間はずっと通しで聞くのは難しいと思って聴いていたが、聴いているうちに聴き入って55分という長時間も苦にならなかった。聴き終わって感じた事は、今の日本が失ったものを改めて確認するような番組だ。