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GIFUコレ!情報局42

可児市 荒川豊蔵作の茶碗でお抹茶を♪

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■可児市 美濃桃山陶の聖地■

可児市でも、今から約400年以上前の安土桃山時代に、焼き物が

さかんに生産されていました。この地域で当時焼かれていた焼き物を、

特に美濃桃山陶と呼んでいます。日本で作られた国宝の茶碗は、

日本にたった2つしかないのですが、そのうちの1つ、

銘「卯花墻」が、可児市で作られたと言われています。

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美濃桃山陶には、志野、織部、瀬戸黒、黄瀬戸などとありますが、

豊かな色彩が施されているという特徴があります。

昭和5年に、荒川豊蔵が、可児市の久々利大萱という地で、

志野焼の筍の絵が描かれた陶片を発見しました。


可児市久々利にある、荒川豊蔵資料館で、豊蔵の作品を

ご覧いただけます。また、豊蔵が実際に暮らした居宅や、陶房なども

見学することができます。ちょうどこの春に、豊蔵の居宅で、

豊蔵が作った茶碗でお抹茶がいただけるというイベントがあります。

なかなか豊蔵の作品は触れる事ができないので、大チャンスです。

応募期間は3月18日までで、期間中に可児市郷土歴史館、

戦国山城ミュージアム、荒川豊蔵資料館のうち2館に入館することで

応募券が受け取れます。


可児市の陶芸家の作品は、可児駅前にある子育て健康プラザ(マーノ)という

施設内の「マーノショップ」で買うことができます。

詳しくは、可児市HPをご覧ください。