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GIFUコレ!情報局42

関市 迫力の打ち初め式

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■関市 日本刀鍛錬打ち初め式■

1月2日に行われます。

また鍛錬だけでなく、鞘師や研ぎ師、柄巻き師や白銀師

といった外装技能師による仕事始め式も行います。

昭和52年から現在まで、関伝日本刀鍛錬技術保存会が

主催し、刀匠、刀職、刃物関係者が一同に集まり、

一年の盛業と無事を祈る神事となっております。

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打ち初め式は神事ですので、まず関鍛冶伝承館隣の

刀匠にゆかりのある春日神社において、

関係者一同が一年の盛業と無事を願いお祓いを受けます。

そのあと境内に設置された鍛錬場にて、火入れ式と鍛錬の

一般公開を行います。そして関鍛冶伝承館技能公開場へ

移動し仕事始め式と技能の一般公開を行います。


古式日本刀鍛錬は古式にのっとり、

鉄を槌でうち加熱させ、そこから火をとります。

その火を火床に入れ、風を送りながら玉鋼を

加熱していきます。そして真っ赤になった玉鋼を

3人の刀匠が交代しながら鍛錬していきます。

真っ赤になった玉鋼をたたき、大きく火花が飛び散る様子は、

真冬の寒さも忘れさせてくれるほど迫力があります。

伝統の技を見られる貴重な機会ですので、

新年はぜひ関鍛冶伝承館へお出かけください。


鍛錬終了後に、来られたお客様を対象に福引きを

開催いたします。こちらも毎年恒例となっております。

関市内の刃物事業者から提供された包丁、はさみ、

ポケットナイフ、台所用品など、メイドイン関の

実用的な刃物製品が景品です。こちらの福引も

関の刃物を求めて、毎年大勢のお客様で賑わいます。

  

見学料や駐車料は一切かかりません。当日打ち初め式、

福引きともに無料で行います。ただし福引の参加には、

当日9:30より配布する整理券が必要になります。

配布場所は伝承館となりの濃州関所茶屋です。

また無料ということもあり、当日車はもちろん、

非常に混みあうことが予想されます。季節も真冬で、車道、

歩道ともに凍結する場合も考えられますので、

お越しの際は足元等十分に気を付けてお越しいただきたいです。

最後に、当日関鍛冶伝承館は午前中のみの開館ですので、

ご注意ください。

詳しくは、関市HPを、ご覧ください。