MORNING SPLASH
高山市政記念館
来週9日(祝月)、10日(火)の高山祭に向けて、
高山の魅力を伝える「高山WEEK」!
今回は、高山市政記念館について
一般財団法人 高山市施設振興公社の管理係長、
渡辺さんにお話を伺いました!
●こちらの建物はいつ頃、つくられたものですか?
明治28年に高山町役場として完成したものです。
●現在は記念館になっていますが、その歴史を教えて下さい。
昭和11年、市制施行により高山町から高山市になって以降、昭和43年まで
高山市役所として使われておりました。
市役所移転後、公民館として利用されていたものを、
修理、整備し、昭和61年に高山市政記念館としてオープンしました。
●こちらではどんなものが見られますか?
明治の高山町から現在の高山市までの行政資料を保存、展示しています。
●こちらの記念館の見どころをご紹介ください。
建物前庭の周りに鉄欄がありますが、
東京の鋳物問屋に特注した花の連続文様で、
飛騨へ遅れてやってきた文明開化の象徴でした。
窓ガラスについても当時は非常に珍しく、
当初のものは気泡が入るため表面がゆがんでいます。
また2階の天井は、今では珍しい変形折り上げ格天井となっており、
非常に手の込んだ作りになっています。
●開館時間は?
午前8時30分から午後5時までです。
年中無休で入館料も無料です。
●アクセス方法は?
JR高山駅より徒歩12分です。
車の場合、中部縦貫道高山インターから約20分です。
施設に駐車場はありませんので、近くの有料駐車場をご利用ください。
●番組を聴いているリスナーにメッセージを!
秋の高山祭の区域からは少し離れていますが、
赤い中橋のそばに高山市政記念館はあります。
これから秋の観光シーズンとなり、紅葉が綺麗な時期です。
飛騨高山へお越しの際は、是非お立ち寄りください。