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【Autumn】岐阜県文楽・能大会2016

秋のおすすめ情報は、

10月30日(日)に養老(ようろう)町民(ちょうみん)会館(かいかん)で開催される

「岐阜県文楽・能大会ようろう2016」です。


今日は養老町教育委員会 生涯学習課 河合純子さんにお越し頂きました。

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「岐阜県文楽・能大会ようろう2016」は、

岐阜県の伝統的な文楽、能をみなさんに鑑賞して頂いて、

その魅力を直接肌で感じてもらうのが一番の目的です。

また、文化に触れることも大切ですが、

それを継承していく各保存会の紹介の場にもなってほしいとの思いで開催されています。

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平成8年から岐阜県内各地で「岐阜県文楽・能大会」を開催し、

21回目となる今年は養老町での開催となっています。


「文楽」と「能」違いは、

「文楽」というのはもともと、人形劇を上演する劇場の名前だったのが

いつのまにか芸能そのものをさすようになり、

現在では正式の名称として使われているんです。

人形浄瑠璃がそれにあたり、

“浄瑠璃”にあわせて演じる操り、人形芝居という意味です。

「能」は、室町時代につくられた舞踊演劇です。

顔に仮面、手には扇、そして美しい服(装束)を身にまとい、

音楽(お囃子)に合わせて優雅に舞うのが、能の基本スタイルです。


今回、能の上演はありませんが、

5つの保存会による文楽の上演が行われます。

中津川市から「恵那文楽保存会」、

本巣市から「真桑文楽保存会」、

瑞浪市から「半原操り人形浄瑠璃保存会」、

養老町立日吉小学校から「日吉小ふるさとクラブ」、

そして、同じく養老町から「室原文楽保存会」の皆さんに上演頂きます。


「岐阜県文楽・能大会」が養老で行われるのは4回目となりますが、

実は「日吉小ふるさとクラブ」は、この大会がきっかけで作られたクラブ!

多少三味線など大人の力は借りますが、

人形の操作から、演奏に至るまで、すべて子供たちが演じます。

特に今年は夏休みの間も一生懸命練習してきましたので、

日本の伝統舞台芸術を受け継ぐ子供たちの上演を

()()()たくさんの皆さんに見て頂きたいです。


ぜひ、難しいなどと思わずに、一度見てもらえると嬉しいです。


10月30日(日)養老町民会館で開催。

開場はお昼12時で、開演は12時半から。

入場無料ですので、ぜひお越しください。

詳しくは Web サイトでご確認下さい。