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GIFUコレ!情報局42

富加町 夕田茶臼山古墳講演会

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富加町 夕田茶臼山古墳講演会

「夕田茶臼山古墳」

全長39.5mの前方後円墳で3世紀中ごろ、弥生時代と古墳時代の

はざまの前方後円墳で岐阜県最古の前方後円墳。

権力のある有力者が富加町にはいたんです。

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3月13日(日)午後1時30分から午後3時まで、タウンホールとみかで、

「夕田茶臼山古墳を考える 邪馬台国時代 夕田茶臼山古墳が伝えたモノ」と

題して講演会を開催します。講師は、赤塚次郎先生です。

講師の赤塚先生は、前愛知県埋蔵文化センターの副センター長で、

現在は、NPO法人古代にわ里文化遺産ネットワーク理事長でいらっしゃいます。

・講演の内容

赤塚先生は、古墳の誕生や弥生時代から古墳時代の土器をご研究されていて、

この世界では第1人者です。

また、邪馬台国に対抗したクナ国という国が東海地方の勢力だとおっしゃっています。

そんな先生は、富加町の夕田茶臼山古墳をどう見るのか?

どう評価するのか?というお話が聞けるのではと思います。

聞きどころは、夕田茶臼山古墳は発掘調査によって岐阜県最古の前方後円墳だと分かりました。

時代で言うと邪馬台国の時代です。

そんな重要な事が分かって昨年に岐阜県の史跡に指定されたんですが、

なぜそんな古い時代にこの地に前方後円墳が築かれたのか、

どんな人が眠っているのかなどはまだ分かっていないのですね。

前方後円墳というと奈良県、大和の地が発祥だと言われているんですが、

それらとそれ程かわらない時代にすでに富加町にも前方後円墳が築かれていた事になるんです。

こういった状況を一流の専門家からお話しいただけますし、

どう解釈するのか、というところが聞けるのでは無いかと思います。

無料ですが、3月4日(金)までに、富加町郷土資料館に申し込みが必要です。

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・同時開催イベント

富加町資料館で、「夕田茶臼山古墳に親しもう」をテーマに、

クイズや出土品の展示解説会が行われます。

3月1日(火)から3月25日(金)までの期間、

夕田茶臼山古墳に関するクイズに答えて、古墳バッチやステッカーがGETできます。

・出土品の展示解説会

3月12日(土)の、午後1時30分から30分間程度、

夕田茶臼山古墳の模型を使って調査を担当した教育委員会担当者が

調査の様子や出土品について解説します。

3月13日(日)開催の夕田茶臼山古墳を考える講演会の前に、

夕田茶臼山古墳出土品の展示解説会をご覧頂くと、

より講演会を楽しんで聞いて頂けると思います。

こちらも併せてご参加下さい。

詳しくは、富加町HPを、ご覧ください